プラスチック中空ブロー成形(Hollow Blow Molding)とは、溶融した熱可塑性樹脂を金型内に投入し、圧縮空気によって膨張させることで中空形状の製品を成形する加工技術です。ボトルや容器をはじめ、パイプ、玩具、タンクなど、さまざまな中空プラスチック製品に広く採用されています。
一般に「吹気成形」と呼ばれることもありますが、これはブロー成形を指す通称であり、実務上はブロー成形=吹気成形として扱われる場合がほとんどです。技術的には、ブロー成形は成形方式や工程を含む、より包括的な概念となります。
プラスチックブロー成形の基本工程
1. 樹脂の溶融
2. パリソン(胚材)の形成
成形方式により、以下の方法に分かれます。
3. 金型へのセット
4. 吹気・膨張成形
5. 冷却・離型
主なブロー成形方式
1. 押出ブロー成形(EBM)
2. 射出ブロー成形(IBM)
3. 延伸ブロー成形(SBM)
4. 多層共押出ブロー成形
ブロー成形の主な用途分野
飲料用ボトル、水ボトル(PET)
シャンプー・洗剤容器(HDPE)
潤滑油ボトル、農薬容器
自動車用中空部品(ダクト、燃料タンク)
プラスチック玩具(中空ボール、フィギュア)
工業用ドラム、ケミカルドラム
高バリア食品包装容器(多層成形)
ブロー成形の特長・メリット
中空構造製品に最適
成形サイクルが安定し、生産性が高い
金型コストを比較的抑えられる
多様な樹脂材料に対応(PE、PP、PET、PVC、PC など)
ハンドル、ネジ部、二重構造などの一体成形が可能
帝宏プラスチック工業の中空ブロー成形サービス
帝宏プラスチック工業は、長年にわたりプラスチック中空ブロー成形を専門に取り組み、工業用容器、化学薬品容器、自動車部品、日用品包装ボトル、多層機能容器など、幅広い製品を手がけてきました。当社では以下のサービスを提供しています:
カスタム金型設計・開発
小ロット試作から量産対応
各種ブロー成形方式の技術提案(押出・射出・延伸)
OEM/ODM 生産対応
全自動ブロー成形設備と厳格な品質管理体制に加え、多層ブロー成形や特殊形状容器の開発にも対応し、
食品、化学、医療、自動車、工業包装分野まで多様なニーズにお応えします。